右ハンドル (群像社ライブラリー)
Rate this post

内容紹介
ソ連が解体してしばらくすると大量の日本の中古車がロシアの極東に陸揚げされるようになった。左ハンドルの国ロシアで第二の人生を送ることになった日本の右ハンドル車はロシア沿海地方の人びとに愛され、新しい文化をはぐくみ、遠くの首都モスクワと対抗する自立の象徴にまでなっていった。しかし中央政府の反右ハンドル圧力は徐々に強まり、極東の民の数々の抵抗や工夫もむなしく、右ハンドル車は日本海の荒波へ押し戻されるように生きる場を失っていく……。 極東の都ウラジオストクで育った作家が右ハンドル全盛期のウラジオストクがたどった運命と右ハンドルとともに生きた日々を語るドキュメンタリー小説。

>>>>注文する<<<<

著者について
ワシーリイ・アフチェンコ/1980年、イルクーツク州生まれ。ウラジオストクで育ち大学時代からジャーナリストとして活動、卒業後もローカル紙や全国紙のウラジオストク版の記者として働く。作家デビュー作となった『右ハンドル』(2009年)は複数の文学賞にノミネートされ全国区の注目を浴びた。続けて発表した『ウラジオストク・グローブス』、『ウラジオストク3000』(共作)、『透明なフレームのクリスタル』はいずれもウラジオストクが「主役」となっている。最新作は沿海州育ちでソ連時代を代表する作家の前半生を描いた『ファジェーエフ』(2017年)。

単行本(ソフトカバー): 336ページ
出版社: 群像社; 初版 (2018/5/31)
言語: 日本語
ISBN-10: 4903619885
ISBN-13: 978-4903619880
発売日: 2018/5/31
商品パッケージの寸法: 17 x 12 x 17 cm

Facebook Comments

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.